輸入キッチンと国産キッチンの施工上の違いは、輸入キッチンは部材型で非常に多くのパーツを現場で組み立てて行くのに対し、国産キッチンはキャビネットがパッケージで出来ており、現場での施工が行いやすい点があります。
輸入キッチンは工場が地球の裏側にあるため、不十分な製作指示・発注ミス・漏れ等が命取りになることがあるため発注時には注意が必要です。また、現場に手配したキッチンが図面通りきっちりと取り付けることもとても大切です。これらの一つでも間違いがあると、商品を納めることが出来ません。特にキッチンはお客様のご要望を伺えば伺うほど特注製作の対応になることが多くなります。
私共はこれらの特注商品を国内で造作家具として対応するのではなく、海外メーカーにその都度、製作図面を送り、現地工場で製作をしてもらっています。
どうしても海外メーカーでは製作が難しい場合は、部材をパーツとして輸入して国内で組み立てる方法をとっています。これらは、輸入キッチンの販売店として、“特注品であっても海外生産品と同じ商品レベル・仕様の製品をお客様にお届けしたい”と思う気持ちから行っています。
これらのキッチン部材の組み立てや特注品の発注及び組み立ては、商品の事をよく理解し、しっかりとした技術がないと工事現場でキッチンを納めることが出来ません。
私共では社内スタッフがこれらの事を全て管理して行っています。特注対応の場合は、私共の作業場で事前に確認及び組み立てを行い、不具合の無いことを検証した後に、現場に納品いたします。輸入キッチンを知り尽くした専門集団だからこそ、出来る仕事です。