zeyko社はドイツ南部のシュツッツガルトとスイスのチューリヒの間のMönchweiler(メンシュワイラー)という小さな町にあります。その地域はいわゆるドイツの「黒い森(ブラックフォレスト)」と言われており、zeyko社の発祥は近郊の豊富な木材を使い、ドイツ職人が精魂込めて作っていた老舗の家具メーカーです。現在は日本を始め、全世界にネットワークを築き、ドイツを代表するキッチンブランドメーカーとして広く愛されています。
zeyko社は歴史ある家具メーカーであり、ドイツのマイスター制度をかたくなに継承しています。Zeyko社では学校を卒業した学生を工場内の特注家具部門で職人として数年間訓練をし、社内での職人の育成に努めています。zeyko社がドイツのキッチンメーカーの中で木製品の加工技術で高い評価を得ている理由はここにあります。木製引き出しはzeykoキッチンのトレードマークになっています。
また、zeyko社はドア材の種類の90%以上を自社製造しています。ドアの製作をドア専門の製作メーカー(サプライヤー)に頼っている場合、新商品の開発やクレームへの対応はサプライヤーに頼る事になり、サプライヤーの意向や技術がそのままキッチンメーカーの対応に反映されます。昨今は経費削減等の理由により、キッチンメーカーはドアの製作をサプライヤーに依頼するケースが多いようですが、zeyko社は逆に自社生産比率を高める方向にあります。
職人を工場内に多く抱えることは経費的にはプラスにはなりませんが、キッチンの受注管理から実際の生産管理まで全て自社で行う為、トータルの品質管理を自社製造工程内で行うことが出来ます。また同時に新商品の開発能力やフレキシビリティなども他社が追随出来ない効果を発揮しています。
zeyko社のこの生産体制はドイツ国内のキッチンの販売店での絶大の評価を得ています。ドイツ国内で2年毎にキッチン販売店数千社に対して主要なキッチンメーカー数十社に対するアンケート調査をしています。アンケートの項目は受注後の生産の正確性、アフターメンテナス、お客の要望に対するメーカーの対応等10項目ありますが、zeyko社の総合評価は常にトップクラスで、最近では2012年/2013年に総合ランキング1位でした。
zeyko社はクラッシキッチンが得意なイメージが強いですが、現在はこの匠のマイスター達が様々なモダンキッチンを提案しています。今ではよく見かけるガラスのドアのキッチンを最初に提案したのはドイツのケルンメッセでのzeyko社でした。最近ではコンクリートやメタル塗装で仕上げたドア材等を多く提案しています。これらは全て工場で製造している為、お客様のご要望に沿った仕上げ、サイズでの製作が可能です。クラッシックキッチンからモダンキッチンまで高品質でフレキシブルを持って製造出来ることがzeyko社の大きなアドバンテージです。
このように明確なzeyko社の企業ポリシーや高品質なキッチンは世界でも広く愛され、評価されています。zeykoショップはヨーロッパのみならず、アメリカ、中国、アジア、中東の国々の主要都市に数多く展開しています。また、日本を含む多くの国々で大型プロジェクトを行っています。
本物はその過程にあります。本物志向で高品質のドイツ商品をお求めのお客様を決して裏切らないzeykoキッチンを是非ご検討ください。